「将来プラスになる」は本当? ワンルーム投資の見直しで後悔を防ぐ選択

 
  • 50代男性、メーカー勤務会社員
  • 大阪市内、築17年の1Rマンション所有

 

【ご相談内容】

5年前、「年金の足しになる」「今買えば将来プラスになる」という営業担当者の言葉に背中を押され、大阪市内のワンルームマンションを初めての投資としてご購入されました。

当初は、「家賃収入でローンを返済し、老後には無借金の資産が残る」と期待されていましたが、実際には次のような状況となっています。

 

【実際の収支状況】

  • 家賃収入:月68,000円

  • ローン返済:月58,000円(35年ローン)

  • 管理費・修繕積立金:月10,000円

  • 管理委託手数料:月3,300円

  • 固定資産税:年間75,000円(=月換算 約6,250円)

→ 毎月の実質収支:約9,550円の赤字

→ 年間では:約114,600円のマイナス

さらに、突発的な原状回復費や空室期間も重なり、当初の想定以上に負担が大きくなっています。

 

【オーナー様の本音】

「営業マンには『将来的にはプラスになりますよ』と言われていましたが、今は毎月の赤字を生活費から補填している状態。このまま持ち続けて本当にプラスになるのか、不安です。」

 

【当社からのご提案】

現在の収支状況と市場動向を踏まえ、A様には次の3つの選択肢をご提示しました。

1. 今売却して損失を最小限に抑える

→ 築年数・立地・市場相場を総合的に判断し、現時点であれば〇〇万円での売却が可能と見込まれます。

2. 管理会社を見直し、コスト削減を図る

→ 管理委託料の見直しや、空室リスクを下げる運用のご提案が可能です。

3. 長期保有プランの再構築

→ ご年齢やライフプランをもとに、資産の整理や今後の運用方針を見直すサポートをいたします。

 

【まとめ】

ワンルームマンション投資は、物件ごとに「買い時・持ち時・売り時」が異なります。

「将来プラスになる」と信じて購入した物件でも、現状を冷静に見直すことで、より良い判断ができるケースが多くあります。

少しでも「このままでいいのかな?」と感じた方は、ぜひ一度ご相談ください。

一緒に“今やるべき選択”を考えていきましょう。

 

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