C様 【管理委託契約の落とし穴】

副業で不動産投資を行う際のポイント

マンション経営を始めて約20年になるベテランマンションオーナー様からのご相談です。

千葉県在住 60代 女性  公務員
●ワンルームマンション3戸所有
●約20年前に購入
●ローンは79歳完済予定

老後の資産形成としてワンルームマンションを購入

C様が40代に入ったころ、老後の資産形成のため、投資不動産に興味を持ち、3室のワンルームマンションを購入しました。

とにかく仕事で忙しくしていたC様は、マンションを購入してもマンション経営には手が回らず、管理会社に任せきりだったようです。管理会社から送られてくる書類も目を通したりすることはなく、何もせず放置しているような状態になっていました。

投資20年でやっと気づいたこと

マンション所有から20年近くが経ち、C様も時間に余裕ができてきたころ、今まで放置していたマンション経営のことを精査してみる機会があったそうです。

管理会社から送られてくる書類を確認してみると、元々の管理会社は会社名が変わっており、毎月の管理費用もいつの間にか値上げされていることに気が付いたようです。また、入居者の入替等でかかるリフォーム費用についても、明らかに高額な費用を支払っていたようでした。

C様はローンも残っており、当初購入時の目的であった老後の資産形成として、余計なお金を支払い続けるのはまずいと思い、管理会社に連絡をすることにしました。

管理会社の対応に不信感

C様は管理会社にリフォーム費用の相見積もりを取って欲しいこと、毎月の管理費用が高いこと等を伝えたようです。

しかし管理会社からの回答は、リフォームについては「社内の規定の製品を使わないといけないため、弊社指定業者以外は使えない」と断られてしまい、管理費用については「C様がご納得のうえで契約中になっている」と言われてしまい、全く話になりませんでした。

C様は管理会社を変えるべきだと感じ、管理会社にその旨を伝えたところ、管理委託契約の解約時は「家賃の半年分を違約金として支払いが必要」と言われたようです。

C様は再度管理委託契約書を確認したところ確かに管理委託契約書の「解約」条文のところに違約金の記載があり、これまで自分がいかに資産に対していい加減なことをしていたと反省されたようです。また、管理会社の対応から不信感を強く感じられており、安心してマンション経営を任せることのできる管理会社を探されていたようです。

そのような事柄から弊社にマンション管理のご相談を頂きました。

C様は合計100万円以上の違約金を支払ってでも管理会社を変更されたいと希望されています。今後、弊社でC様が安心して老後資金形成ができるように、しっかりと賃貸管理をさせていただき、ご安心頂けるようサポートしてまいります。

売却の金額査定は専用査定依頼ページよりお問い合わせ下さい。
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このコラムを書いた人

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アデプトマネジメント編集部

【宅地建物取引業】大阪府知事(2)第59728号
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