本日のご相談です。
K様 【京都府在住 26才 男性 一般企業勤務 年収380万円】
横浜市内に新築ワンルームマンションを1戸所有。
大阪市内で中古ワンルームマンションを1戸所有。
販売会社の営業で、3年前から不動産投資をはじめ、3年前に横浜、2年前に大阪で同じ不動産会社から購入。
どちらの物件もフルローンで購入したが、購入諸費用は値引きがあったそうです。収支は2件でプラスマイナスゼロで、新築の約4000円のマイナスを大阪の中古で埋めている状態でした。
横浜の新築の物件が空室になった際、返済ができなくなり、親御様から借金をし、売却するように勧められて、ご相談に来られました。
はっきり申し上げて、2件も所有できる所得はオーナー様にはなく、フルローンでお取組みしたとなると、何らかの形で販売会社と金融機関の間で不正があったと思われます。
今は、金融機関の融資も厳しくなりましたが、スルガ銀行の融資問題に似た不正があったのではないでしょうか。
オーナー様自身は融資の過程について全く把握していないとのことでした。
悪徳不動産会社の不正行為であっても、最終的に融資を受けたのも、返済をしていくのもオーナー様自身です。
今回の融資はどちらの物件もスルガ銀行ではないですが、いつ金融機関から一括弁済の請求をされるなどの罰則を受けてもおかしくない危機的な状況です。
一時のマンション経営ブームで、本来マンション経営をするべきではないオーナー様が多くなったのは事実です。現状ギリギリのところで投資用マンションを所有されている方は、すぐに対策しなければなりません。
ご相談事は、問い合わせフォームよりお問い合わせ下さい。