大規模修繕か売却か—揺れる老後の選択に寄り添った最適解とは?

 
  • M様:60代男性、元会社経営者
  • 神戸市内築30年の一棟マンション所有

 

ご相談のきっかけ

老後の安定収入を目的に、10年前に一棟マンションを購入されたM様。ところが最近、外壁や配管などの老朽化が進み、専門業者から「大規模修繕が必要」との診断を受けられました。見積額は約2,000万円。しかし、修繕積立金は約500万円しかなく、資金調達に不安を感じてご相談いただきました。

 

課題

  • 修繕費:約2,000万円

  • 修繕積立金:約500万円

  • 現在の入居状況:12戸中10戸入居中(家賃収入:約50万円/月)

→修繕を行わなければ今後さらに空室リスクが高まる一方ですが、大規模修繕には多額の費用負担が必要です。M様も、「この年齢で、これだけの大金を出してまで持ち続けるべきか悩んでいます。」とおっしゃっていました。

 

当社からのご提案

M様の将来設計・収支状況・物件の状態を踏まえ、次の3つの選択肢をご提案し、特に3をおすすめしました。

  1. 大規模修繕を実施して長期保有し、安定した家賃収入を目指す

  2. 現状のまま早期売却し、将来的なリスクを手放す

  3. 最低限の改修のみ行い、満室にしてから売却

 

ご選択と結果

M様は、3の「最小限の改修+満室化後の売却」を選択。

共用部分のみ簡易的な改修を行い、空室2戸も弊社のサポートで即成約。満室稼働となったことで物件価値が向上し、想定通りの価格で無事に売却が完了しました。

 

担当者コメント

「修繕をして持ち続けるか、それとも売却するか…」このようなお悩みは、多くのオーナー様が直面される問題です。当社では、お客様の状況やご希望に合わせて最適な選択肢をご提案いたします。

 

他にも相談事例を掲載しておりますので、ぜひご参考ください。

 

売却の金額査定は専用査定依頼ページよりお問い合わせ下さい。
ご相談事は、問い合わせフォームよりお問い合わせ下さい。

 

このコラムを書いた人

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アデプトマネジメント編集部

【宅地建物取引業】大阪府知事(2)第59728号
【賃貸住宅管理業】国土交通大臣(1)第002807号

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