本日ご相談いただきました。
●平成19年から投資マンションを購入
●購入価格合計 7280万円 月額 226,500円賃貸中
売却のご相談
不動産投資をお取組されて12年目のお客様です。
当初はお勤めされる会社に、T様宛にかかってきた電話営業がきっかけだったそうです。
最近では少なくなったそうですが、以前まではどこからか入手した名刺を元に『○○課の○○様はいらっしゃいますか?』と電話をかける営業が流行しておりました。
営業だと思わない電話担当の事務員の方が本人様に電話を取り次ぐと、そこから営業が始まり『仕事終わりに近くのカフェで待ってます』とアポイントを切る為のが目的の営業です。
T様にもそのように連絡が入り、結果マンションを2室購入されたそうです。
その2室の物件はオリックス銀行で金利が約2.5%だったそうですが、その翌年に購入した物件がスルガ銀行の約4%の金利で購入する形となりました。
その約4%%の方の物件の支払いが毎月2室合わせて25000円以上出ており、売却をしたいということでお問い合わせ頂きました。
今後について
販売を生業とする不動産会社の中で「スルガスキーム」という販売手法が、このT様の物件購入当時に流行しておりました。
年収、既存借入からみて融資が無理な方でもスルガ銀行の融資をあっせんし新たに不動産を販売します。
最初は金利が低いオリックス銀行等で物件を購入をすすめ、オリックス銀行等で借りれなくなったお客様にスルガ銀行の4%近い金利で物件を売るといった内容です。
これによって、物件を購入できないはずのお客様がご自身の収入以上に物件を購入できてしまうという被害が発生し、昨今話題となっておりますスルガ銀行の不正融資問題が明るみになったと言えます。
このように高金利で物件を購入させられてしまったお客様にはお気の毒と言わざるを得ませんが、弊社であればそのようなお客様を対象とした売却相談窓口も設けております。
T様の物件に関しましてもローン残債の借り換えをチャレンジし、同時に売却を進めさせて頂く予定です。
スルガ銀行等の高い金利で購入してしまった方も、一番大切なのは『出口戦略』です。
是非お心当たりのある方は、弊社にお問い合わせください。