想定外に苦しんだ不動産投資

 
  • A様:30代、会社員
  • 中古1Rマンション1室所有

 

【購入のきっかけ】

将来の年金対策や資産形成を目的に、知人に紹介された不動産投資セミナーに参加。セミナーでは「家賃保証あり」「節税効果が期待できる」などのセールストークがあり、それが“安心材料”となって購入を決断されたそうです。

購入から1年ほどは、安定した家賃収入があり、運用も順調に進んでいました。

しかし、2年目に入居者が退去してから状況が一変します。次の入居者がなかなか決まらず、2ヶ月以上の空室が発生。その間も管理費やローンの返済などの支出は継続するため、精神的にも経済的にも不安が大きくなっていったとのことです。

さらに、確定申告の際に税理士へ相談したところ、「表面利回りと実質利回りには大きな差がある」と指摘されました。実際には、管理費・修繕積立金・保険料・固定資産税といった諸費用を差し引いた後の手残りが非常に少なく、「利回り7%」という言葉だけで判断していたことを後悔されたそうです。

また、「家賃保証契約」に関しても、いつの間にか保証金額が下がっていることに後で気づかれました。契約書を見直すと、保証額の見直しに関する条項がしっかり記載されており、「もっと丁寧に確認すべきだった」と反省されたそうです。

最終的に売却を検討された際も、購入時の価格から大幅に値下げしないと買い手が見つからず、“出口戦略の難しさ”を痛感されたとのことでした。

 

【 担当者からの一言】

A様のように「最初は順調だったが、予想外のことが重なり運用が難しくなった」というケースは珍しくありません。

不動産投資では、物件選びや契約内容の把握、そして長期的なリスクへの備えが非常に重要です。

同じようなお悩みや不安をお持ちの方は、ぜひお気軽にご相談ください。

リスクを正しく理解したうえでの対策や、現在の運用状況の見直しをご提案いたします。

 

 

 

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このコラムを書いた人

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アデプトマネジメント編集部

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