“任せっぱなし管理”から“見える経営”へ

 
  • 40代後半、医療関係の法人経営者
  • 投資歴10年以上で、全国に築7~15年の1Rマンション9部屋所有
  • 運用状況:全室集金代行・管理会社バラバラ・固定委託料あり

 

【ご相談内容】

「これまで大きなトラブルもなかったので“管理は任せっぱなし”でした。」
「でも、最近ふと9部屋分の通帳を見てみると、収支の割にやたら管理コストがかかっていることに気づきました。」

このように、物件自体に大きな問題はないものの、管理会社ごとの対応のバラつき・家賃の入金タイミングの違い・委託料の不透明さに疑問を感じられたことがきっかけでした。

 

【ヒアリングからわかったこと】

  • 管理会社は、ほとんど購入したデベロッパーや仲介業者の紹介で、そのまま継続してきた。
  • 管理委託料は平均4,000円で、毎月の固定費がトータルで3万円を超えていた。
  • 管理会社によっては、対応が遅かったり空室時の提案が全くなかったりする。
  • 各管理会社が毎月バラバラの時期に報告・入金するため、通帳管理が煩雑で精神的なストレスにもなっている。
  • 「入居者と直接連絡を取らずに済む」という安心感で任せ続けていたが、オーナー側から“現状を確認する手段”がほぼないことに不安を感じていた。

 

【弊社からのご提案】

まず、オーナー様が抱える課題は「1件1件の問題ではなく、“管理全体の見直し”」が必要な段階であると判断し、以下のような改善策を提案しました。

  • 管理の一本化(弊社で一括管理)

→ 入金サイクル・報告形式・空室対応を一本化し、管理の煩雑さを解消。

  • 月額管理費の削減

→ 平均4,000円かかっていた管理委託料を、1部屋あたり1,100円の定額プランに切り替え。
→ 9部屋合計で年間30万円近いコスト削減に成功。

  • 管理内容の可視化

→ 空室時の対応、入居者属性、クレーム発生状況などを定期レポート化
→ オーナー専用LINE公式アカウントから、気軽に確認&連絡が可能に

  • 中長期保有 or 売却プランの個別設計

→ 将来的に売却を検討している部屋に関しては、今から原状回復や収支を意識した運用へ移行

 

【結果】

  • 9部屋すべての管理を弊社に一本化
  • 月額管理費 約36,000円 → 約9,900円へ削減(年間30万円以上の改善)
  • 「正直、今まで管理を見直すという発想がなかった。今は“預けているだけ”ではなく、“経営している実感”がある。」とおっしゃっています。

 

“トラブルがない=問題がない”とは限りません。
収支がプラスでも、「どれだけ効率よく運用できているか」「今の管理が適正かどうか」は別問題です。
複数戸をお持ちの方こそ、一度“管理の見直し”をされてみてはいかがでしょうか?

 

 

他にも相談事例を掲載しておりますので、ぜひご参考ください。

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このコラムを書いた人

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アデプトマネジメント編集部

【宅地建物取引業】大阪府知事(2)第59728号
【賃貸住宅管理業】国土交通大臣(1)第002807号

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