“とりあえず保有”は危険! 空室続きのマンションを救った決断とは?

 
  • 50代前半、医療関係職
  • 初めてのマンション投資で築6年の1Rマンション2部屋所有(大阪、名古屋)
  • 新築時に合計3,700万円で購入

 

【ご相談内容】

特に名古屋の物件について空室期間が4ヶ月間も続き、まったく入居が決まらない状況が続いていました。その間、家賃収入はゼロにもかかわらず、ローンの支払いだけは毎月発生。さらに、入居期間が短かったにもかかわらず、原状回復費用として本来の2倍以上の高額請求が現管理会社から届き、「これはさすがにおかしい」と強い不信感を抱かれていました。

 

【ヒアリングからわかったこと】

  • 名古屋の物件は周辺も空室が多く、相場的にも厳しい立地条件
  • 管理会社からの原状回復費用は明細も不明確で、内容も疑問が残るものだった
  • 「新築で購入して以来、ずっと任せてきた管理会社だったのに」という裏切られたような気持ちを抱えていた
  • これまで“保有前提”で考えていたものの、空室・高額請求・持ち出し増大が重なり、精神的にも金銭的にも限界に近づいていた

 

【弊社からのご提案】

まず、名古屋エリアのマーケット状況を徹底的に調査した結果、以下のことが判明しました。

  • 同じ物件・周辺物件でも複数の空室があり、募集条件がかなり厳しく設定されていること
  • 今後も賃料の大幅な増額や安定的な入居付けは難しいと考えられること

 

そのうえで、以下の内容をもとに、長期保有ではなく“戦略的な売却”を選択する方が、負担を軽減できるという方向性をご提案しました。

  • オーナー様のローン支払い状況や月々の収支
  • 原状回復費用の回収可能性や損失見込み
  • 今後の保有継続に必要な体力と精神的負担

 

【結果】

オーナー様にもシミュレーションを通じて現実的な数字を提示し、以下の結果になりました。

  • 名古屋の物件はご希望に近い金額で売却を実現→ 今後のローン支払いから解放され、資金的にも余裕が生まれた
  • 大阪の物件については引き続き保有しながら、必要なら管理見直しを視野に運用→ リスク分散の姿勢を保ちつつ、精神的な負担も軽減

 

最終的には、このようなお言葉をいただきました。
「今まで一人で悩んでいたことがすべて整理された。売ってよかった。」
「これからは“持ち続けること”がゴールじゃないと実感した。」

 

“とりあえず保有しておけば大丈夫”という時代ではありません。
今の相場・今の空室率・今の家賃水準に合わせて、「今できる最善の一手」を一緒に考えることが、マンション経営の成功につながります。

 

 

他にも相談事例を掲載しておりますので、ぜひご参考ください。

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このコラムを書いた人

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アデプトマネジメント編集部

【宅地建物取引業】大阪府知事(2)第59728号
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