リースバックという新しい選択―自宅を手放さずに資金確保

 
  • A様:大阪市在住、50代男性
  • 自宅としてファミリーマンション所有

 

【売却のきっかけ】

A様は、ご両親から相続した築40年のファミリーマンションに、ご家族4人で暮らしていらっしゃいました。長年住み続けてきたことで愛着もありましたが、建物の老朽化による修繕費の負担や、お子様の進学資金の確保、将来的な介護・医療費への備えといった現実的な課題が重なり、「自宅マンションを手放す」という選択肢を考えるようになりました。

当社にご相談をいただいた際には、すぐに引っ越しをする時間的・精神的な余裕がなかったため、「リースバック」という方法をご提案させていただきました。

 

【リースバックを選んだ理由】

リースバックとは、不動産を売却したあとも賃貸としてそのまま住み続けられる仕組みです。不動産会社が買主となるため、取引がスムーズに進められるのも特徴です。

A様がリースバックを選んだ主な理由

  • 売却後も同じ住まいに住み続けられる安心感

  • 売却代金を早期に受け取れること

  • 子どもたちの学校や生活環境を変えずに済むこと

 

【リースバックのメリット・デメリット】

メリット

  • 引っ越し不要で、生活を続けながら現金を確保できる

  • 固定資産税の支払い義務がなくなる

  • 相続対策としても有効

デメリット

  • 売却価格が市場相場より低くなる傾向がある

  • 賃貸契約のため、将来的に退去を求められる可能性がある

  • 自由なリフォームや改築が難しい

 

【リースバック後の生活と心境の変化】

当初は「住み慣れた家を手放すこと」への不安もありましたが、今では家族との時間を大切にしながら、経済的にもゆとりある生活ができており、「この選択は正解だった」と感じておられます。

今後は、必要なタイミングでサービス付き高齢者向け住宅への住み替えも検討しているとのことです。

 

 

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このコラムを書いた人

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アデプトマネジメント編集部

【宅地建物取引業】大阪府知事(2)第59728号
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