“据え置き家賃”にサヨナラ。管理会社見直しで手取り改善へ

 
  • 40代男性、医療関係職
  • 大阪市内の1Rマンション1部屋を10年間所有

 

ご相談のきっかけ

購入当初は利回りも良く、家賃も月額65,000円で入居者がすぐに決まり、安定した収入源として満足していました。しかし、その入居者がすでに7年も住んでおり、その間家賃は一度も見直していません。

現在、同じような条件の近隣物件では、家賃相場が70,000円以上となっているのを見て、「このままで良いのだろうか」と不安を感じるようになってきました。物価は上がり続けており、管理費や修繕積立金も少しずつ増額され、実質的な手取りは目減りしています。それにもかかわらず、現在お願いしている管理会社からは、家賃改定に関する提案は一切ありません。こちらから問い合わせない限り、何のアクションもないのです。

長く住んでいる入居者には感謝していて、家賃を上げて退去されてしまうのも避けたい。その思いから今まで何もせずにいましたが、「このままではジリ貧になってしまうのではないか」と危機感を持つようになりました。

 

当社のご提案内容

  1. 周辺相場の再調査(レインズ・スーモ等による)

     ⇒ 同条件(築15年以内・ワンルーム)の家賃相場は 68,000~72,000円 であることが判明。

  2. 収益改善に向けた優先順位の整理

     ① 家賃の見直し(ただし退去リスクあり)

     ② 管理委託料の見直し(低リスクで収益改善が可能)

  3. 管理会社変更の提案

     ⇒ 現在の管理会社:管理委託料 月額3,000円

     ⇒ アデプトマネジメント:月額1,100円(年間で約22,800円のコスト削減)

  4. 退去リスクに備えた「出口戦略」

     ⇒ 退去後は相場家賃で募集し、家賃アップが可能

     ⇒ 将来売却時も、「家賃収益アップの余地あり」と評価されやすくなる点もアドバイス

 

実行した内容

  • 管理会社の変更を決断

     → 管理委託料を月3,000円から1,100円に変更(コスト年間22,800円改善)

  • 入居者への家賃改定の打診

     → 契約更新時に「家賃値上げ(+3,000円)」を提案

     → 結果:家賃68,000円で更新成立

管理会社を変更して様々な工夫をしたことにより、年間58,800円の収支改善に成功しました。

このように、「適切な管理と運用」が不動産投資成功のカギとなります。

他にも相談事例を掲載しておりますので、ぜひご参考ください。

 

売却の金額査定は専用査定依頼ページよりお問い合わせ下さい。
ご相談事は、問い合わせフォームよりお問い合わせ下さい。

 

 一緒に読んでほしい相談事例
 

このコラムを書いた人

アデプトマネジメントのロゴ

アデプトマネジメント編集部

【宅地建物取引業】大阪府知事(2)第59728号
【賃貸住宅管理業】国土交通大臣(1)第002807号

アデプトマネジメントではお客様のお悩み解決の為に不動産に関わる有益な情報を発信しております。弊社代表の髙橋は約20年に渡り売買・賃貸仲介・管理・投資等の不動産業務に携わってきました。その経験を活かし、不動産業務全般のご相談に対応可能です。投資用マンションの売却査定もお任せください。