本日ご相談いただきました。
●ローン金利平均2.8%
●現在までの自己資金金額1100万円以上
資産整理・リファイナンスのご相談
上場企業にお勤めのW様からのご相談です。
6年前に新築マンションデベロッパーの営業で、ワンルームマンションを3室まとめて購入したことがきっかけで、
現在は5室の投資マンションを所有しておられます。
全て新築購入で、月々収支はほとんどがマイナスでしたが、定期的に繰り上げ返済をすることで、
現在は1室のみ約5000円のマイナス収支で、残りはプラス収支となっておりました。
さらにW様は5室のワンルームマンションを所有したのちに、スルガ銀行でシェアハウスを12000万円で購入しておられます。
スルガ銀行の融資を申込時点で、W様の年収約800万円に対し、
新築マンション5室分のローンに加え、2室は頭金もアプラスのローン(約500万円づつ)をお取組みしておられましたので、
何かしらの不正融資が行われたことは明白です。
今回は、スルガ銀行の融資の解決が見えてきたため、新築購入ワンルームマンションのローン借り換えのご相談を頂きました。
シェアハウス不正融資の解決法
W様のシェアハウスは、弁護士介入の元、4月末までにスルガ銀行の残債での買取が決まっているそうです。
一時、土地と建物を手放す代わりに借金を免除する「代物弁済」に近い対応をスルガ銀行が検討しているとのニュースがありましたが、これに近い形での解決が行われるとの事でした。
スルガ銀行の対応が真っ先に行われるのは、W様の購入元が経営破綻した「スマートデイズ」だからです。
しかし、「スルガスキーム」と呼ばれた高金利のスルガ銀行アパートローンをお取組みされたアパート所有者は、スマートデイズのシェアハウスだけでは御座いません。
多数の区分マンションを所有し、オーナーの収入に対して借入超過の状態にあるにもかかわらず、所得改ざんや自己資金のエビデンスの改ざんで、スルガ銀行の融資をうけ中古アパートなどを購入させられたオーナー様は、全国に多数おられます。
不動産投資は所有してからの行動が大事
今回ご相談いただきましたオーナー様は、新築区分マンションばかりを複数戸所有してしまった事や、スルガ銀行シェアハウスの所有やについて後悔をされたのち、自身の状況を詳しく把握し、行動してこられたオーナー様でした。
現在の年収は約1200万円あり、高金利の頭金ローンを自己資金で完済し、金利の高いローンについては繰り上げ返済もしておられました。
今後、収益の悪い物件に関しては売却し、全体の融資条件を改善して、マンション経営を再度見直したいとの事です。
弊社では、できる限りのバックアップをしていきたいと思います。
不動産投資について少しでもお悩みのオーナー様、まずはご相談下さいませ。