売る前に立て直すという選択肢

 
  • 30代後半男性、上場企業勤務の会社員(年収900万円)
  • 初投資で築7年の1Rマンション2部屋所有(新築時3700万円で購入)

 

ご相談のきっかけ

「最近、“今が売り時ですよ”とか“高く売れます”といった連絡ばかりで、正直うんざりしています。もちろん将来的に売ることは考えていますが、今ではないんです。営業の“利益を得よう”という意図が透けて見えて、どうも信用できません。」

そんなお悩みから、お問い合わせいただいたのが最初のきっかけでした。

 

ヒアリングで見えてきた現状

オーナー様のご状況を詳しく伺うと、次のような課題が明らかになりました。

  • 現在、2部屋とも入居中だが家賃が相場よりかなり安い

  • 毎月の収支は2部屋合わせて約5,000円の赤字

  • 購入時の営業担当とは連絡がつかず、物件運用の相談相手がいない

  • 売却以外の他の選択肢を模索している状態

 

弊社のご提案

私たちは、「今すぐ売りましょう」という提案は一切しませんでした。まず最初にお伝えしたのは、「収支改善の余地がある管理体制に切り替えることが先決です」ということです。

具体的には以下の4つをご提案しました。

  1. 相場家賃の見直しと是正

  2. 募集力・リーシング体制の強化

  3. 原状回復・修繕コストの適正化

  4. 中長期での保有戦略と出口設計のアドバイス

売却では「価格」も大切ですが、実は「タイミング」の方がずっと重要です。その前提のもと、「今は売るタイミングではありません。まずは収支を改善し、良い経営状態をつくることから始めましょう」とお伝えしました。

 

管理切り替え後の変化

「これまで話を聞いた会社の中で、一番信頼できそうだった」とのお言葉をいただき、2部屋とも弊社で管理をお任せいただくことに。

その後、以下のような改善を実施しました。

  • 家賃の見直し

  • 入居者の入れ替え

結果として、2部屋の合計収支は月1万円以上のプラスに改善。オーナー様からは、「まずは任せてよかった。収支が上がっただけで、気持ちが全然違います」というお声もいただきました。

「まずは信頼できるパートナーと、収支の立て直しから」そんな価値観に共感してくださったオーナー様とのご縁が、今回の結果につながりました。

私たちは、オーナー様の未来を一緒に考えるパートナーでありたいと思っています。

他にも相談事例を掲載しておりますので、ぜひご参考ください。

 

売却の金額査定は専用査定依頼ページよりお問い合わせ下さい。
ご相談事は、問い合わせフォームよりお問い合わせ下さい。

 

 一緒に読んでほしい相談事例
 

このコラムを書いた人

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アデプトマネジメント編集部

【宅地建物取引業】大阪府知事(2)第59728号
【賃貸住宅管理業】国土交通大臣(1)第002807号

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