本日ご相談いただきました。
●平成29年購入
●購入時価格2200万円 金利3.2%
25年ローンのお客様
今回ご相談頂きましたI様は非常にお若くして不動産を購入されたお客様です。
23歳の時にマンションを購入し、25年ローンで新築マンションをお持ちです。
普通に考えれば23歳の方が不動産投資を始めるというのは珍しいケースです。
確かにお若くして不動産投資を始めるということは非常に良いことだと思いますが、今回のI様がお取組された不動産投資の内容は非常に危険性が高いと言えます。
まず、3.2%という非常に高い金利と25年ローンという通常のローンよりも10年間短い内容でお取組されているところに危険性を感じます。
そもそもI様の売却の理由と致しましては月々3万円前後のキャッシュフローがしんどくなってきたとの事ことですが、賃貸中で3万円のマイナスですから入居者がいなければ月々10万円近い支払いが生じます。
売却することでこの支払いをなくせれば良いというのが今回の売却のご理由となります。
今後について
この25年ローンで3%以上の金利というのは、3年ほど前からあるノンバンクが打ち出したプランです。
普通に考えれば2%ほどでお取組できる不動産投資をあえて3%以上の金利でお取組みされる必要性はないように感じますが、実はこのローンにはポイントがあります。
そのポイントとは、ほとんど誰でも融資が通る。ということです。
今まで不動産投資をお取組みすることができなかった若い方や、収入面で一般的な銀行の融資に通らなかったお客様をこのローンにすり替えて販売するという手法が不動産会社の間で流行致しました。
その結果として、購入されたお客様が非常に苦しい状態にあるというのがこのローンのその後のお話です。
3%という高い金利でマンションを買ってしまった場合、ほとんどのケースでは売却することでこの金利を切り離すというやり方しか改善方法がありません。
今回のケースでもより高い価格で売却できるように進めて参りますが、やはり投資としては厳しい結果になるかもしれません。
弊社ではそのようなやり方で不動産投資を始めて後悔をされている方向けのプランニングを現在検討中です。
もし、お心当たりがある方は少しでも損害を抑える為に早めに行動する必要が御座います。
是非一度弊社にご相談下さい。
弊社ではお客様により最善の方法をご提示させて頂きます。